今年は記録的な早さで桜が満開となり、ようやく4月になった今日はもう散り始めています。
今年の冬は厳しい寒さだったので桜も遅れるかと思っていたのですが、反対でしたね。
一気に満開になりました。
桜が咲いてから穏やかな日が続いたので、今年は毎日のように近隣の桜を見に出掛けていました。
上野公園や千鳥ヶ淵といった有名どころではありませんが、この近くでも幸手の権現堂堤や東武動物公園など、それは見事な桜を楽しむことが出来ました。

桜を見ると毎年思い出すのが、今を去ること10年以上前の長男の大学の入学式です。
その年は桜の開花が遅く、4月上旬にあった入学式の日が正に満開でした。
入学式は武道館で行われたのですが北の丸公園の桜の見事だったこと!
入学式には九州から主人の父親も出てきてくれていました(母はすでに亡くなっていました)。
父はお堀に沿って皇居の周りを廻り、東京の桜を満喫したそうです。
そして父は次の年の桜を見ることなくその年の冬に亡くなってしまったので、これが最後の桜になりました。

桜はたった10日間花開くために、1年間じっと力を溜めているのだと聞いたことがあります。
1年間という時間からみたら10日間はほんの一瞬ですが、長い時間があるからこそ、この奇跡のように美しく華やかな一瞬があるのですね。

さあ、4月。新学期になりました。
私自身も新しい学年になったつもりでまた一歩を踏み出したいと思います。


白岡 元荒川沿いの桜