季節外れの暖かさだの、コロナの第3波だのと騒いでいる間に、気が付けば11月ももう20日を過ぎました。今年は秋に台風が来なかったせいか、どこも紅葉がきれいだそうです。
私の家の前もケヤキの並木なのですが、綺麗に色づいています。5月の新緑の頃と、この秋の紅葉の時期は本当にきれいです。
もっとも秋は降り続く落ち葉の掃除が大変なのですが。

ここ数年は秋が短くて、暑くて長い夏の後はすぐに寒い冬が来ていたように感じます。でも今年は少し長く秋を楽しめました
10月11月と秋の快晴が続く中、ピアノ教室の生徒さんたちは延期されていた運動会や、遠足、そして日帰り(!)の林間学校などの行事を楽しんだようです。
コロナの流行が続く中、色々と手探りですが新しい生活様式が拡がり始めているのを感じます。

私は今月初めに辻井先生のお孫さんである馬場彩乃さんのコンサートに行って来ました。ホールでの生の演奏会を聴くのは今年初めてです。
彩乃さんはまだ高校3年生。ファーストコンサートでした。でも様々なコンクールで入賞しているだけあって堂々とした演奏でした。モーツァルト、ショパン、リスト、スクリャービンなどが演奏されましたが、私は特にモーツァルトの軽快な楽しさと、ショパンの表現力に胸を打たれました。
私自身がモーツァルトを苦手としているので、その軽々とした音の美しさに感心しましたし、モーツァルトの楽しさはこれだと思いました。
一方、ショパンは本当に弾く人によって曲の解釈が違うのですが、彩乃さんは若いのにもうはっきりと自分の表現したいものを持っているように感じました。彩乃さんの演奏している姿を見ながら、私のように、間違えてはいけないと必死にピアノのキイをにらみつけているのでは駄目だと反省しました。間違えるということを問題にしていては駄目ですよね。何を表現するのかを第一にしなくては。
瑞々しい若さ溢れる彩乃さんの演奏を聴いて、多く反省したひと時でした。
そして、なんと途中で3度も彩乃さんご自身による簡単なMCが入り驚きました。なるほど、自分の言葉できちんと話すという事も、表現するという意味でピアノの演奏に通じているのだと思いました。
今後私の発表会や、クリスマス会などでも、少しずつ生徒の皆さんにマイクを渡して自分の言葉で話すという経験をしてもらおうと思います。生徒さん達のこれからの人生で、人の前できちんと話すという体験はきっと役に立つことでしょう。


コンサートでお土産に頂いた彩乃さん手造りのクッキー