7月3日に無事に発表会が終わりました。心配された天気も、当日は何とか雨が降らずに済んで、本当に助かりました。
やはり荷物が相当ありますので、雨が降ったり風が強かったりすると大変なのです。
朝の9時に会館入りし、10時から12時までリハーサル。13時開演で16時半終演という、ほぼスケジュール通りの進行となりました。
いつも時間が押してしまう私にしては、余裕をもって進行できたというのは上出来といえる・・・かな。
今回は私の次男を含め、お手伝いをして下さる人が沢山居たので、それもスムーズな進行が出来た一因だったかもしれません。

舞台はやはりハプニングが次々起こりました。今回が初ステージという小さな生徒さんが多かったので、プログラムの最初の方は私が舞台上に駆けつけるというシーンが度々見られました。いつも元気一杯で明るい子がお辞儀をしたまま固まってしまったり、すらすら弾けてああ良かった!と胸をなでおろしていたら、最後の最後で突然分からなくなり、曲が終わらなくなってしまったり。そのたびに私は舞台に走り出て、一緒にピアノの鍵盤を触ったり、歌ったりしたのでした。客席で見ていたご家族の方はさぞやドキドキされた事でしょう。でもこんな小さな子が一人で舞台に出て大きなピアノを弾くのです。色々なことが起こるのは当たり前。先生の助けを借りたとしても、ちゃんと舞台に立てたことが立派だし、またその一生懸命さが可愛いと皆さん思ってくれたことでしょう。
小学生や中学生は、もう何度も発表会に出ているという生徒が多かったのですが、みんな大きくなって立派に弾けるようになったと感慨深かったです。数年前はやっと片手づつで弾いていたのになあと。
そして今回は大人の方も数名出てくださって、発表会が印象深いものになりました。やはりショパンやベートーヴェンといった大作曲家の作品を演奏してもらうとぐっと締まる感じがします。まあ、最後に弾いた私のショパンはご愛嬌ですが。
そして最後のご挨拶の時、実は今年は高校生の生徒2人に簡単なスピーチを頼んでいました。今回はピアノを始めたばかりの小さな子が多かったので、小さい頃から始めて、高校生になるまでずっと続けている、その秘訣みたいなものをちょっと話してくれない?と気軽に頼んでしまったのです。が、そのスピーチの立派だったこと!  きちんとマイクを持ってはっきりと自分のピアノへの向き合い方を話してくれて、私は感動して涙が出そうになってしまいました。この2人はクリスマス会などの時も、いつも自分から「何か手伝う事はありませんか?」と声をかけてくれる本当にいい子達で、彼女たちを見ているせいか、その次の世代の子達もこの頃は「お手伝いします」と声をかけてくれるようになりました。
私は感動して思わず「ピアノをやっているとこんなにいい子になるんでしょうか」と口走ってしまいましたが、このようなお姉さんたちを見て、発表会に初めて参加した子達も憧れをもったのではないでしょうか。そうしてピアノを通じて暖かい心が拡がっていったらいいなあと思います。

半年がかりで準備した発表会も終わり、まだ何となく実感がわきません。今まで常に頭のどこかで発表会のことを考えている毎日でしたので、もう色々考えなくていいんだ、というのがまだ納得できていないのですね。少し頭を空っぽにしたいなあ。


皆さんに頂いたお花